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2010年06月16日
ガラ化の何が問題なのか
このところ、ガラパゴス化の議論が喧しいですが、特にどのような分野で言われているかというと、
などのように思われます。
ITの分野については、たとえばソーシャルメディアなんかもそうですし、携帯電話のSIMロックなんかもそうです。
あるいは、薬事法で議論されているような国の規制についても然り。この辺は、弊社も参加している
eビジネス推進連合会が先頭に立って戦っている分野でもありますが、完全に世界の潮流と正反対の流れがあり、とても大きな危機感を覚えます。
「日本の技術は凄いのよ」なんて閉ざされた中で言っているうちに、その凄いものがだんだん使われなくなってきたというか。分野にもよりますが、最近そんな流れを強く感じます。
たとえば、iモードなんていう優れた技術が、どの国にも使われなかったということで、我々は1億3千万のマーケットでやっていくからいいんだと開き直れるはずもなく、グローバルに展開するマーケットの中で、「一体どこに向かおうとしているのか?」という疑問と危機感が募ります。
日本の伝統技術を守ることがガラパゴス化なのか?というのは、まったく本質からずれた議論です。そんなことを指しているのではなく、グローバルな標準と日本の標準が合わずに、日本のユーザーが海外で極めて不便な思いをするという、現在の携帯電話状態のことを指しています。あるいは、時代に逆行した規制が障壁となって、海外からの参入が拒まれているという、攘夷的なこととか。
そして、その中でビジネスをする我々は、グローバルに戦っている企業と、否応なく競争しないといけない。私は、インターネットでビジネスをする以上は、グローバル市場を視野に入れて当然だと思っていますが、その中で、どんどん規制が激しくなっていく現在の流れや、ネット選挙が見送られたという完全な逆行現象に、焦りすら覚えます。
はやぶさの奇跡の帰還を引き合いに出すまでもなく、日本の技術は凄い。そんなことは誰でも知っている。日本経済が発展してきたのは、ソニーやホンダに代表される当時のベンチャー企業が、ガラパゴス化に真っ向から対抗したからです。
そういった、先人が作った道をも否定するような今の流れ。だから、ガラ化に忸怩たる思いを抱くのです。
投稿者 tomo-m : 2010年06月16日 19:36
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