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2010年01月31日

教育はどう変わらないといけないのか

以前、何かのコントで、学校の先生がわからないことを質問する生徒に対して「いいか、わからないことは塾で聞け」と言っていたが、どうも最近、本当にそんな風潮になっているような気がする。風刺ギャグとしては、「赤信号みんなで渡れば怖くない」以来の、秀逸なものである。風刺目的かどうかは知らないが。

東京の学校が塾に教室を貸し出したりするのも、その流れを示しているのだろうか。


一方、聞いた話だが、ある進学塾の説明会に行くと、お涙頂戴の異様な光景が繰り広げられるらしい。なぜ、子供が志望校に入るのがお涙頂戴になるのか、私には到底理解できないけれど、参加している親御さんは、実際に泣く人がいるらしい(恐)。

なんか、これもスパイスの効いたコメディのようだが、現実の風景だそうだ。



これは、明らかに一種の催眠商法で、羽毛布団を高額で老人に売りつけるような業者がよく使う手段だが、自分の子供のこととなると、見境が付かなくなるのだろうか。


そこまでしても、学力はアジアでも他国の後塵を拝している。今、世界的な大学再編のなか、世界規模で先生のヘッドハントが起きていて、シンガポール大学の元学長が、どこかの国の大学に超高額で引き抜かれたとか、そんな話をよく聞きます。

 

オンラインやサテライトでの授業も発達し、優秀な大学は世界に10校あればいいと言われている中で、日本はいったいどの位置にいるのか。英語力に至っては、TOEICは、開催国中で実質最下位。

そんななか、相変わらず、就職先の一番人気は公務員。そんな体質のため、変化の時代にまったく対応できない。10年か20年後に、ルールができあがった後でまたじわじわと強さを発揮するのかもしれないが、そのころにはパワーバランスは完全に入れ替わっている。


教育を根本的に変えないといけないのは明らかだ。



客観的に見れば、何か根本がおかしい。間違いなく、何かがずれている。完全に、世界の潮流から見れば蚊帳の外。

しかし、説明会で涙を流す親御さん達は、催眠状態。

 
以前、グアムで休暇中、息子から暗記系の質問が来たので、「そんなもん、ググれ!」と冗談で言ったのだが、それは本当にそうなのである。コンピューターの方が遙かに優れている領域を、一生懸命勉強してもしょうがない。暗記教育など、何の役にも立たない。脳を鍛える場所が、根本的に間違っている。
 
その意味でも、大前研一さんのビジネスブレークスルー大学での、「教えない大学 」というコンセプトは、大いに共感します。
 
 
変わらない。変えたくない。自分が来たレールしか見えない。子供にも、そのレールの上を歩かせないと、不安でしょうがない。
 
これほど激変している世の中で、この国はまだまだそれが圧倒的マジョリティ。
 
ソフトバンクの孫さんが、この国の教育のあり方を強く憂えて、「30年後の教育はどうあるべきか」とツイッターの中でフォロワーに問うていましたが、世界を知れば知るほど、そう思うのはごく自然なことだと思います。 
  

投稿者 tomo-m : 2010年01月31日 00:08

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