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2008年02月05日
ダントツを作るために必要なこと
見るとはなしに見ていると、非常に興味深い言葉が出てきて、そこから釘付けになった。
コマツが重要視しているのは、ダントツ商品を作ること。ダントツとは、他社に3年から5年は追いつかれない商品のことを指す。
通常、発売前に何度も製品評価会を繰り返すが、その席上は「ダメ出し会」になる。あれがダメ、あそこが他社に負けている、というチェックが入りまくる。
その結果、何の特徴もない、他社製品よりも少し上の平凡な商品ができあがる。
私も、Webのプロジェクトでこのようなシーンによく出くわす。
各担当者は、とにかく「失敗を犯さないこと」が最優先になってしまうので、ある意味仕方のないことかも知れないが、だからこちらからのプラスαの提案が「様子見」という結論になる。酷い場合は、「その実績は?」と聞かれる。あくまで他社がやっていることじゃないと心配になるのはわかるが、星の数ほどのサイトがあり、先発組もたくさんある中で、それでどうやって勝っていくつもりなのか、疑問に思う。
コマツの社長は、それを否定した。
そんな商品を作っても、一年もすれば他社が追いついてくる。で、また評価会を繰り返して、少し上の商品を作る。そんなことを、いつまで繰り返しているのか。
英語で、このような競争をRat Raceなどと揶揄するが、こんな消耗戦を続けていても意味がない。
そこでコマツは、「弱みばかり議論するな。まず強みを磨け」として、負けてもいいところを決めることにした。すべてに競合を上回ろうとすると、少しだけ上のものしか出来ない。ダントツを作るためには、負けてもいいところを決めろ。
そうか、負けてもいいものを決めるのか。目から鱗だ。
うちも、この評価会のような会議はよくやるが、いつもダメ出し会だ。そのダメなところを潰していくのが目的だが、強みを作るために必要なのはそれではない。むしろ、そんな部分がマイナスに作用している。
原因がわかった。わかったからには、成功したも同然だ。
早速今日は、負けてもいいところを決めよう。
投稿者 tomo-m : 2008年02月05日 06:40
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大阪府出身。地方紙記者、広告代理店勤務、米国留学を経て、2000年2月に




