2008年11月21日

事後ロープレと、キラーウェブ育成プログラム

朝礼後に「事後ロープレ」を行う試みを、昨日からはじめた。

事後ロープレというと、ちゃんとしたロールプレイングを連想するかも知れないが、実際は前日にお客様と話をして、どんな温度で、どんな反応が返ってきたかなどを報告してもらい、制作社員も含めて共有しようというもの。それに対して、聞いた人が意見を述べる。

こういうコミュニケーションを通じて、社内の温度を統一し、お客様の温度に近づけていきたい。



同時に、「キラーウェブ育成プログラム」というWeb運営サービスも、昨日からスタートした。Web運営自体は、ずっと以前からお客様にご評価いただいている弊社の業務だが、キラーウェブ育成プログラムとは、「キラーウェブに育てる」という目的のもと、明確な目標数値を策定して、やるべき事を洗い出していく。

その後、検証、仮説、改善を繰り返す中で、目指す目標を、目指す期間に達成しようというもの。

あらゆるところで言ってますが、Webサイトは「何を作るか」なんてほとんど意味がありません。ダメなところは直せばいい。少なくとも、そういうマインドを持っているところが勝っている。

大事なのは、
  • 目的と(段階的)目標数値の明確化
  • 取り組む体制とスピード
  • 検証と改善
です。弊社の場合、「コンテンツ」と「プロモーション」に大きくカテゴライズして、具体的にやるべき事を明確にし、実践していきます。

これらを、非常に低価格でお手伝いさせていただこうというのが、弊社の「キラーウェブ育成プログラム」です。低価格が実現できるのは、これまでたくさんのWeb運営を経験させていただいたことで、効率的なオペレーションができるようになってきたからです。

スケジュールやタスク、議事録等を、各お客様と共有するシステムも開発中です。ご興味のある方は、是非お問い合わせを!

投稿者 tomo-m : 05:50 : この記事のページ

2008年5月28日

SEOという“業種”

某国政府観光局のオンラインマーケティング担当者から、「エキスパートがまとめたものがあるので、参考になれば」ということで、SEOのガイドラインが送られてきた。中身は、ワードファイル数ページにまとめられたシンプルなもので、基本的なことがしっかり記載されている。

以前も書いたが、SEOはそういった基本がすべてで、実に地味で愚直な作業の積み重ねである。それだけに、商売としては成り立ちにくい要素が強い。


SEOを謳い文句にしている会社はいくらでもあるが、技術+マーケティングの知識と経験が要求されるだけに、クオリティの高いサービスを提供できる会社は数少ない。スパム的な手法でバックリンクを集め、一時的に順位を上げるような手法に手を染めると、商売の本筋を見誤る。


ここにわかりやすいレポートがあるので、興味のある人はご一読を。

SEO業者が使う“裏”の手口 〜ネットマーケティング業界の“闇”http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/02/08/2540


弊社はSEOを商売にしないが、なぜこのような業者がいつまでも後を絶たず、ひとつの“業種“として存在しているのかと言えば、SEOが非常に売りやすい商品だからだ。ネットリテラシーの低いクライアントにも、容易に説明できる。いや、リテラシーが低いクライアントに売りやすいと言った方が正確かも知れない。

実際に、一時的にでも順位が上がれば、それが「成果」として認識される。今までまったく何もしてこなかったところは、少し手を施せば多少の順位はすぐに上がる。


一方で、本当にSEOを突き詰めようと思えば、非常に時間と労力が掛かる。同時に、アルゴリズムの変更に、常に振り回される。なので、ビジネスモデル的に成り立ちにくく、SEOを標榜する会社も、収益のほとんどはPPCだったりする。



検索エンジンではなく、愚直にユーザーを見よう。検索エンジンの進化は、それを評価する方向に向かっている。

投稿者 tomo-m : 05:37 : この記事のページ

2008年4月29日

RSS広告

最近、購読しているブログのRSSに、広告が頻繁に混じりだした。


うざい。そのブログの購読をやめようかと思う。


私はもともと、RSSに広告を出すのは大反対で、そんなのが的確なリーチを生み出すとは思えない。そもそも、ブログにおけるRSSの利用目的というのは、「更新のお知らせ」を受け取ることが大半であるはずだ。それが全く関係のない広告だったら、明らかにユーザーを欺くことになるのではないか。私はそう思う。

現に、間違ってクリックしてしまったときに「騙された感」を感じ、その広告主に対する印象が非常に悪くなった。

もしかしたら私だけかもしれないが、たとえば企業サイトの「お知らせ」欄に、一見してそれとはわからない広告が混じっていて、クリックすると全く別のサイトに誘導されるようなものだ。ユーザー無視の代表例である。そんな広告商品が、長続きするとは私には思えない。


カナダの「GoldenPalace.com」は、そのプロモーション手法自体が話題を呼び、アクセスを集めることに成功しているが、奇をてらった広告がしたいなら、そこまで大胆なアイデアが要求される。

いずれにしても、騙し打ちのような広告は、私は賛成できない。

投稿者 tomo-m : 15:22 : この記事のページ

2007年8月 7日

繰り返し伝える


私は、同じことを何度も何度も社内やお客様に言います。社員にとっては耳タコの話が多い。でも、これは老化現象ではなくて(それもあるかも)、大事なことは意識的に同じことを繰り返す。


タコやったらあかん、イカになれー!とは、尊敬する日本電産・永守社長の言葉だが、本質を理解してもらうためには、同じことを何度も何度も言わないといけないのだ。ちなみに、日本電産の社員は、「情熱・熱意・執念」「すぐやる・必ずやる・できるまでやる」という、今となっては有名なフレーズを、それこそ事あるごとに聞かされてきたらしい。


イカになれー!とは、本当に体で理解するためには、タコぐらいならまだ甘いということだ。タコとイカの違いはよくわからないが。


私が社内で頻繁に言う言葉を書き出せばキリがないが、ひとつは「広告は“点”で捉えるな」ということ。弊社はWebを核にした会社ですが、今はひとつのメディアで顧客にしっかりとリーチできる時代ではない。効果的な連携を常に考えないといけないのです。


このクロスメディアについては、書き出せば一冊の本ができるくらいなので、詳しい内容は9月発売の拙書に譲るとして(さりげなく宣伝)、そんなことを、それこそ毎日のように言っているわけです。


それでも、Webの担当者を蔑ろにして、他媒体の広告を出してしまうケースがある。せっかくの広告を、掛け算ではなく、単純に足し算してしまっている。


まだまだ言い足りない。イカになれー!!


 


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☆成功サイトに学ぶDVD/CD教材・パスファインダーシリーズ

投稿者 tomo-m : 07:38 : この記事のページ

2007年5月24日

動画利用の拡大と採用サイト


Webのコンテンツにおいて、動画がますます重要になってきています。


一昔前は、まだまだ回線インフラやPCのスペックが貧弱だったため、動画を閲覧するのはストレスが大きかったものですが、それらをクリアできた今日、その利用シーンはあらゆるところに広がっています。


YouTubeの存在も、利用シーンの拡大に大きな影響を与えているでしょう。APIを公開することで、誰でも簡単に動画コンテンツを自サイトに取り込むことができるため、単にYouTube上で閲覧してもらうだけでなく、プロモーションサイトやブログ等でも、動画を簡単に見てもらうことができる。


たとえば、こんな感じ。 



これは、ナイキがYouTubeでやった、NIKEiDのプロモーション「Nike Cosplay」の動画ですが、YouTube限定にも関わらず、クチコミで大きな反響を呼んでいます。この場合、コンテンツの面白さは、もちろん重要な条件ですが、このようにブログ等に誰でも取り込めるところが、クチコミをドライブしていることは間違いないでしょう。


 


昨日、あるスーパーマーケットチェーンの社長と、採用サイトについて話をしていたのですが、やはりどの業種でも採用難(あるいは離職率の高さ)は深刻な問題で、採用戦略如何では、企業の将来に大きな影響を及ぼします。    


 


人材の採用に、自社サイトの充実は欠かせない。今の学生は、興味を持った会社のサイトは必ずチェックします。逆に、チェックすらしていない人は注意した方がいい。就職説明会なんかでも、わざわざ弊社のブースに来て、「貴社は何をやっているんでしょうか?」と質問する人がいますが(笑)、そんな人を採用するなんて、よほど物好きな企業でしょう。


それはともかく、私は採用コンテンツには「浸透系」と「フィルター系」があると思っています。さまざまな角度から、徹底的にビジョンやカルチャーを伝えることで、より多くの人に見てもらい、同時により意欲のある人を絞り込むことができるのです。


 


そしてそれは、他の媒体ではできません。Web上の求人サイトでも、できません。ほとんどの学生が訪れ、情報量に制限のない自社サイトが、最も相応しいのです。同時に静止画よりも動画の方が格段に伝わる情報量が違います。


ある一部上場企業などで弊社が手掛けた、採用コンテンツの事例を挙げながら、そんな話をしてたのですが、これからますます動画の利用が広がってくるでしょうね。企画・撮影・編集等も弊社が手掛けることになりましたので、興味のある人はお気軽にお問合せください。(最後はまた宣伝 笑)


 

投稿者 tomo-m : 08:11 : この記事のページ

2007年2月 9日

携帯の爆発力


昨日の午後は、ケータイマーケティングのトリムタブジャパンさんを訪問し、中谷社長にケータイビジネスについていろいろ教えてもらいました。


中谷社長に教えてもらったこのようなサイトを見ていると、日本や韓国はもちろん、アメリカをはじめ世界各国でもケータイマーケティングが俄然注目されていることが分かる。


私は、どーも見えない糸で繋がれているような感じがして、基本的に携帯は好きではなく、会社の携帯以外は持ってません。なので、仕事しているとき以外は、だいたい電源を切ってます。休みの日はほとんど家族で過ごすので、私への電話も妻にかかってくる流れができてます(笑)。



今週末に、自分の携帯を替えようと思っているのですが、予約している機種は小型パソコンのようなもので、キーボードがスライドしてくる。普段パソコンを持ち歩いていますが、ちょっとした出張ならこれで十分。無線LANにも対応しているので、Skypeも使える。Bluetoothで、自動車のハンズフリーフォンにも対応。ワードもエクセルもパワーポイントもPDFも閲覧可能。これほどありがたいものはない。


でも、携帯としては他に比べて制限があるらしく、お店の人が


「これは、フルブラウザなので携帯サイトが見られず、携帯メールもできません」


と言ってきました。もちろん


「ぜんぜんオッケー!」


です。


私に携帯メールを送ってくれる数少ない方々、これからはパソコンメールにお願いします。私の場合は、携帯よりパソコンの方が使用頻度が断然高いので。



そんな感じで、携帯にはほとんど固執していないのですが、ビジネスとしてもほとんど触れずにいました。弊社はBtoB商売なので、携帯を使う必要性が薄かったこともあるでしょうね。


でも、各方面で話を聞いていると、もう完全に無視できない状況になっています。



ケータイビジネスといえば、爆発力が注目されがちですが、昨日話を伺っていると、爆発できるようになるまでは、しっかりと地道な戦略が必要なことがよく分かった。


その戦略性は、やはりビジネスの基本的な部分であり、逆にそれをすっ飛ばして、コンテンツで一発当たってしまったところは、非常に危うさを感じる。


そういうことが分かってきたので、グッと興味が湧いてきました。



人材採用なんかも、例えば飲食店のアルバイトは携帯の方が反応よかったりするらしい。ターゲットを考えると、自然なことかな。



そんな感じで、今年は本を一冊書けるくらいまで、ケータイマーケティングを研究・実践しようと思ってます。私はだいたい、研究テーマのゴールは「本を書けるようになること」です。そのためには、実際にやって成果を出さないといけません。


今静かに進めている弊社の企画も、ケータイが外せないと思いますので、どんな組み合わせができるか、じっくり考えよう。



私の身近にいる、ケータイビジネスに携わっているみなさん。当面私の「なぜなぜ攻撃」にあうと思いますが、よろしくお願いいたします(笑)。その分、私の得意分野はフィードバックしますので。

投稿者 tomo-m : 10:50 : この記事のページ

2005年7月 7日

「共通目標」というビジネスモデル


よく、Win-Winの関係なんていいますが、本当にWin-Winの関係でビジネスモデルが成り立っていることってあるのでしょうか。いや、ないとは決して言いませんが、難しいことは確かです。


例えば広告で考えてみると、ビジネス関係にある2者(社)がどこで「満足」するかというと、



◆広告代理店(あるいは媒体社)・・・広告出稿(掲載)した時


◆広告主・・・広告効果があった時


ですよね。その時点で、それぞれのビジネスとしてはクローズするわけです。つまり、ビジネスモデル的に両者の「目標」が一致しないのです。


「いや、あくまでもうちはCS第一。広告効果がなければ、我々も成功とは言えない」という人もいるでしょう。それは必要な考え方ではありますが、あくまでもビジネスモデルとして考えると、どうしても一致しないのです。


代理店は、あくまでも枠を売りたい。広告主は、あくまでも効果を上げたい。両者とも「お金儲けがしたい」ことは一致するのですが、儲けるポイントが異なるのです。


で、考えました。それはいかがなものかと。


ひとつ、完全に「目標」が一致するビジネスモデルを作ってみれば、どうなるんだろう。しかし、当社だけではそれはできない。。。


というわけで、何やら持って回ったいい方になっていますが、ある企業との提携により、そんなビジネスモデルに基づいたサービスがリリースできそうになってきました。今月中には発表できると思います。


「ここまで引っ張って、結局言わんのかい!」


というオチでした。

投稿者 tomo-m : 01:05 : この記事のページ

2005年1月 7日

会社サイトの役割2


前回も書いた会社サイトの役割についてだが、この話は今月オールアバウトの記事でも採り上げようと思っているが、ひとつ「ステークホルダーにメリットを提供する」ことについて、分かりやすい事例があるので、少し紹介しよう。


以前東京で行われた私の講演に来て頂いた方のサイトだが、ここはまさにステークホルダー毎に分類した会社サイトを作っている。


安堂プランニング
http://www.and-planning.com/index.html
自分の会社のミッションを明確に理解し、ステークホルダーにメリットを与えようとしている姿勢に非常に好感が持てる。サイトをご覧いただければ分かるが、単なるパンフレット的なサイトではないことが一目瞭然だ。


クライアントに対しては、「幼稚園・保育園の方へ」「障害者・高齢者施設の方へ」と言った分類になっており、随所に社長(安達さん)のメッセージもちりばめられている。


余談だが、ブログで社長メッセージを公開している某社(メールマーケティング大手)が、そのメリットを聞かれた時に「会社の方向性、社長の考え方が分かるので、採用面でメリットがあった」と言っていたそうだ。つまり、「そんな会社だとは思わなかった」という間の抜けた応募がなくなったと言うことである。


代表者のメッセージは、見る人にとって「この会社はどんな会社なのか」を理解させる重要な役割を果たす。その会社の「イズム」が分かってもらえるのだ。ステークホルダーにとって、それはまさに重要なことではないだろうか。


安堂プランニングさんのサイトを見ると、単なる会社パンフレットやガイドブックではなく、対象ユーザーへのメッセージが感じられる、数少ない会社サイトであることが分かる。


弊社のサイトも、既に2年以上現状の設計なので、いい加減コンテンツが入り切らなくなってきている。近々リニューアルを行うが、その際はステークホルダーへのメッセージを全面に出そうと思っている。

投稿者 tomo-m : 14:57 : この記事のページ

2005年1月 4日

会社サイトの役割


多分に洩れず、クライアントのサイト作成に追われ、自社サイトの管理がままならない。二年以上前に作ったものをそのまま更新しているので、かなり無理が出てきている。普段自分が言っている事を、自社サイトで実現できていないのが恥ずかしくもある。


弊社の会社サイトは、ほんとうに必要最小限の情報量しかない。常々、こんな「会社案内パンフレット」のような内容でいいのかと自問している。


ウェブサイトの役割とは何だろうか?それにはまず、人がどんな時にウェブサイトを見るのかを考えないといけない。
私がユーザーとしてウェブサイトを見るのは、
# 何らかの情報が欲しい時
# 何らかの勉強をしたい時
# 何らかの情報を提供する時
# コミュニティに参加する時
だ。


となると、現在の会社案内的なウェブサイトに何の意味があるのだろうか。


弊社と取引を考えているところには、多少の参考にはなるだろう。通常は調査会社で調べるだろうし、現に私の元には一年に何回も調査会社からの面会希望があるので、もう慣れっこだが、予備知識としてはウェブサイトは役に立つかも知れない。


しかし、どんな会社で、どんな事をやっているのかくらいは、ほんの20〜30ページくらいで大方説明できるだろう。


大半のユーザーは、このような薄っぺらい情報を求めているとは思えない。となると、「会社サイト」には何が必要なのだろうか。


私は、「ステークホルダーに対して、どんなメリットを提供できるか」に主眼を置くべきだと思っている。まず、自社のステークホルダーは誰かを明確にできている会社は、結構少ないんじゃないかとも思う。それらを明確にし、それぞれに充分なメリットを与えることができれば、会社サイトの新しい基準が生まれるのではないかと思う。


今年の早いうちに、弊社サイトをリニューアルし、会社サイトの新基軸を打ち立てようと思っている。

投稿者 tomo-m : 14:50 : この記事のページ