2007年12月30日
かつての先進国
毎年、年末は翌年の方針を考える貴重な時期。大晦日まで会社に来るのは、私の中ではすっかり習慣化しているが、私だけでなく、制作の社員の一部は、来年の案件の準備をするために、今日も出てきている。お疲れ様。
ところで、先日このようなニュースが出ていた。
日本、世界の10%割る・06年の名目GDP
世界の10%というのは、世界のGDPに占める日本の割合のことだが、日本だけで考えると、 この10数年で半減。ひとりあたりGDPも、先進国で下位になった。
これは、ずいぶん前から予想できたことではあるが、最近は下落傾向に拍車が掛かっているようだ。
以前、日本人の働く意欲は先進国で最低という、何ともホープレスなニュースもあったけれど、日本の位置付けが激しく低下しているのは、それが大きな原因になっていることは疑いない。
このままではまず間違いなく「かつての先進国」になる。「へぇ〜、スペインって、そんなに凄い国だったんだ」 みたいに。
一定期間、海外に出たことのある人ならわかると思うが、日本の位置付けって、日本国内と海外では大きなギャップがある。 これからは、特に感受性の豊かな学生時代のうちに、海外に出ることは必須だと思います。
子を持つ親の責任は、極めて大きい。否応なく大きな市場で勝負せざるを得ない状況になる中で、狭い日本の中だけで、子供が社会に出るまでの順位に躍起になっている親は、一度自らの価値観をゼロクリアする必要があるでしょう。
学校で与えられた勉強をしなさい、国家資格を取りなさい、大きな会社に入りなさいと、高度成長時代から何一つ変わらない価値観を強制するのは、その家族だけでなく、国の将来に対する大きな罪でもある。高度情報化社会、少子高齢社会、そして人口減少と、今まで経験したことのない変化が起きている中で、このような価値観を強制した結果が、今の状況なのである。
日本にとって、残された選択肢は、限りなく少ない。しかし、ゼロではない。子供は、未来そのものです。変化の時代は、大人は余計なことを言わずに引っ込んでいるくらいがちょうどいいのかもしれません。
投稿者 tomo-m : 2007年12月30日 13:53
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大阪府出身。地方紙記者、広告代理店勤務、米国留学を経て、2000年2月に

